養父市では、明延鉱山の坑道で5カ月間熟成させた日本酒「仙櫻」が蔵出しされ、1日から市内限定で販売されています。
明延鉱山で行われた蔵出し式では、養父市の今井副市長から山陽盃酒造の壺阪専務に日本酒「仙櫻」が手渡されました。
年間の平均気温が13度前後で安定している坑道内は、日本酒を寝かせる環境に適していることから「明寿蔵」と名付けられ、山陽盃酒造は毎年日本酒を熟成させています。
養父市で栽培される有機蛇紋岩米を仕込んだ純米吟醸・仙櫻は、5カ月間熟成させたことで深みのある味わいに仕上がったということで、今井副市長らは、早速、蔵出ししたての香りや味を楽しんでいました。
「仙櫻」は、養父市内の3カ所の酒店と道の駅で販売されています。