■B2レギュラーシーズン
・神戸ストークス 70-77 ライジングゼファー福岡/25日
・神戸ストークス 94-88 越谷アルファーズ/28日
・神戸ストークス 49-81 越谷アルファーズ/29日
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男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西地区の神戸ストークスは10月25・28・29の3日間、初の神戸でのホームゲームをポートアイランドのワールド記念ホールで開催した。
開幕から6連勝のストークスだったが、ホームでは1勝2敗にとどまり、西地区2位に後退した。
■素晴らしい雰囲気
25日の試合。
平日の夜ながら、ホーム開幕戦には3710人(ストークス独自集計。Bリーグのシステムトラブルで公式入場者数は未確定)が入場した。
ストークスは2Qに連続10得点を奪われ、終盤まで福岡にリードを許した。
4Q後半、61-73からおよそ3分間、福岡に得点を許さなかったが、この間、ストークスも6点しか加点できず、逆転機を逃した。
試合後、森山知広ヘッドコーチは、「連勝はいつか止まる。連敗しないことが大事。きょうは素晴らしい雰囲気の中で戦えた」と語った。
神戸出身の道原紀晃キャプテン(神戸市立科学技術高)は試合後、「B1に昇格して神戸を盛り上げたい」と語った。
■猛追して勝利
28日の試合。公式入場者数は4350人と発表された。
ストークスは4Q、越谷に16点差を付けられたが、そこからベテラン松崎賢人のスティールからの速攻や、道原からパスを受けたトレイ・ポーターのアリウープなど、多彩な攻撃を展開して猛追。
試合終了34秒前にポーターが同点シュートを決め、83-83で延長戦に入った。
延長戦では道原の3ポイントシュートなどでストークスが一気に9得点し、越谷を押し切った。
29日は、3連戦で最高の4446人が入場したが、ストークスは元気なく、越谷に32点差を付けられ大敗した。
4Qはわずか9得点にとどまった。
■アームウッドが負傷
ストークスは10月24日、新外国籍選手のアイザイア・アームウッド(アメリカ 206cm)を故障者リストに登録したと発表した。
24日から30日間は出場できない。
アームウッドは21日のアウェイ山形戦で1Q途中に初めて出場。
すぐにシュートを決めたが、その直後、相手シュートをブロックしようとしてジャンプした際、右足を痛め、わずか1分16秒で退場した。
その後、「右足関節外側靱帯損傷」などと診断された。
アームウッドについて「高い身体能力と走力を持ったオールラウンドプレイヤー」と期待していた森山ヘッドコーチは25日、「選手のケガが一番悲しい。一日も早い復活をサポートしたい」と語った。
(浮田信明)