灘五郷の一つ・兵庫県西宮では、新酒の出来上がりを告げるシンボル「酒林」の付け替えが行われました。
「酒林」は、杉の葉を球状に束ねて作られるもので、新酒を搾る「初揚げ」の日からおよそ1年間酒屋の玄関につられます。
西宮市の辰馬本家酒造では、2023年も新酒ができたということで、10月30日「白鹿記念酒造博物館」の入口では、新しい「酒林」の付け替えが行われました。
新しい「酒林」は葉が青々としていますが、季節が進むと茶色く色づくため、新酒の熟成を告げる指標にもなるということです。
この「酒林」は、2024年の新酒の出来上がりまで「白鹿記念酒造博物館」の入口に飾られるということです。