高校生に経済の仕組みや企業間の競争について知ってもらおうと、公正取引委員会による特別授業が10月28日、兵庫県神戸市内で開かれました。
公正取引委員会では、中学生や高校生に「独占禁止法」の役割を理解してもらおうと、毎年全国で出前授業を開いています。
10月28日は、神戸海星女子学院高校で開かれ、2年生126人が参加しました。
授業では、動画配信サービスを例に挙げ、市場の独占が禁止されている理由や、消費者が受けるデメリットなどを紹介。
生徒たちは、ゲーム形式の授業を楽しみながら、独占禁止法について理解を深めていました。
(参加した生徒は―)
「競争の大切さをゲームを通して知ることができてとても楽しかったです」
「私たちの生活に密接に関わっているなって思いました」
公正取引委員会は、「競争することでより良い価値を生み出す大切さを学んでもらいたい」と話していました。