ことし8月の台風7号で甚大な被害を受けた香美町に対し、朝来市は、被災した自治体に代わって寄付を募る制度で集めた支援金の目録を届けました。
ことし8月、台風7号の大雨によって、香美町では矢田川の氾濫や村岡地区で土砂崩れなどが発生し、住宅2棟が半壊、71棟が床上、床下浸水するなどの被害が出ました。
これに対し朝来市は、被災した自治体の代わりに寄付金を受け付ける、ふるさと納税の制度を活用し、8月17日から9月30日まで支援を呼び掛けていました。
26日は、朝来市の藤岡勇市長が香美町役場を訪れ、全国から寄せられた50件73万円の寄付金目録を浜上勇人町長に手渡しました。
朝来市が寄付金の代理受付をするのは、佐賀県嬉野市などに続いてこれで9件目となり、県内の自治体に対しては初めてだということです。