5つの県立病院が医師に違法な時間外労働をさせていた問題を受け、県は10月23日、プロジェクトチームの初会合を開きました。
10月23日の会合には、県立病院の医師や、地域医療に詳しい医師ら合わせて14人が参加しました。
県立病院を巡っては、尼崎総合医療センターや西宮病院など5つの病院が2023年6月までに労基署から是正勧告を受けていたことが分かっています。
会合では、2022年度県立病院に勤めていた医師のおよそ5%にあたる77人が過労死ラインを超えていたことが報告されたほか、時間外労働の要因を細かく分析するべきなどの声が上がったということです。
県は順次、現状を把握するために医師らへのアンケートを行い、2024年2月ごろに労働環境の改善策をまとめるということです。