親を亡くした子どもたちに進学の道を「あしなが奨学金」街頭募金活動

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病気や災害などにより親を亡くした子どもたちの進学を支援する「あしなが奨学金」の募金活動が、21日から兵庫県内12カ所で行われています。

あしなが育英会が運営する「あしなが奨学金」は、病気や災害などで親を亡くした子どもや、親に障害がある子どもたちを対象とした支援制度で、毎年春と秋に全国で募金活動を行っています。

21日は、神戸のJR元町駅前で、奨学金を活用して学校に通う大学生らが、自らの境遇や思いを語り支援を呼び掛けました。

「あしなが育英会」によりますと、奨学金を必要とする学生は年々増えていて、今年度の高校奨学金の申請者は過去最多の2629人にのぼりますが、資金難のため半数以上が奨学金を受けることができていないということです。

募金活動は、県内12カ所で22日と来週の土日も行われ、支援金は、郵便振替などでも受け付けています。

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