宝塚歌劇団は、所属する俳優の死亡を巡り、11月5日までの宙組の公演を中止すると明らかにしました。
宝塚歌劇団では、9月30日、宙組に所属する俳優の女性(25)が自宅マンションの敷地内で死亡しているのが見つかり、警察は自殺の可能性も視野に調べています。
劇団は、外部の弁護士を中心とする調査チームを設置し、関係者への聞き取りを進め、事実関係を確認しています。
宝塚大劇場で公演予定だった宙組の舞台は、10月22日まで中止が決まっていましが、調査に相当の時間を要するとして、11月5日の千秋楽までのすべての公演を中止すると発表しました。
また、11月10日から始まる予定だった雪組の公演についても、11月23日まで中止する他、組を超えて俳優が共演する「タカラヅカスペシャル」も、12月、4年ぶりの開催を予定していましたが、中止にするということです。