■「いい準備できた」
J1初優勝を目指す首位・ヴィッセル神戸の吉田孝行監督、MF佐々木大樹、FWジェアン・パトリッキが10月20日、オンライン取材に応じ、21日の4位・鹿島アントラーズ戦(国立競技場)への決意を語った。
吉田監督は、「(前節の横浜F・マリノス戦から)3週間空いたが、いい準備ができた。残り試合も少ない中で、選手は集中してやってくれると思う。あすの試合、勝点3を取って終わりたい。鹿島はいろんなことができるチーム。一人ひとりの質が高い」と語った。
今シーズン、リーグ戦29試合のうち28試合に出場し、5得点を挙げるなど進境著しい佐々木(ヴィッセル神戸アカデミー出身 23歳)は、「チームとしてはいいテンション下でやっている。鹿島は強いチーム。個人のちょっとの差がチーム力の差に変わると思うので、1対1では負けない。目の前の相手には負けないのが勝利へのカギだと思う」と語った。
リーグ戦22試合に出場し3得点のパトリッキ(ブラジル)は、「残り試合、すべてファイナルと思って戦う」と意気込んだ。
■強敵との戦い続く
ヴィッセル神戸は前節(9/29)、2位・横浜F・マリノスを2-0で破り、勝点差を「4」に拡げた。
残る対戦は、21日の第30節・鹿島に続いて、第31節・湘南(10/28)、第32節・浦和(11/12)、第33節・名古屋(ノエスタ 11/25)、第34節・G大阪(12/3)の計5試合。
Jリーグ参入27年目。悲願の初優勝へ突っ走る!
(浮田信明)