10月はテレビやラジオをきれいに視聴できるようにしようという「受信環境クリーン月間」です。 兵庫県の神戸・三宮では、受信障害防止に関する啓発活動が10月4日に行われました。

この啓発活動は、「受信環境クリーン月間」に合わせて近畿受信環境クリーン協議会が企画したものです。

協議会によりますと、2022年度に寄せられた近畿地方の受信障害に関する相談は、約4800件で、そのうち6割以上がテレビの故障やケーブルの劣化など設備不良が原因だったということです。

協議会のメンバーはテレビやラジオの受信障害の対処方法などが書かれたリーフレットを配り、受信環境の確認を呼び掛けていました。

（近畿総合通信局放送課 野々村篤課長補佐）
「テレビ・ラジオというのは、有事の際に安心して正確な情報を皆さまにお伝えできる一番身近な存在だと思いますので、これを機に皆さまの受信設備のチェック・再確認をしていただけるとありがたい」

協議会では、テレビの受信障害が生じたら、機器の接続やテレビの設定を確認し、近畿総合通信局や近くの電器店に相談するよう呼び掛けています。