電柱上にステンレス製巣台取り付けへ コウノトリ人工巣塔化のため巣材撤去

  • X
  • Facebook
  • LINE

国の特別天然記念物・コウノトリのひなが3年連続で巣立った淡路市で、現在、巣がある電柱を人工巣塔にするため、巣の一時的な撤去が行われました。

淡路市では、コウノトリが同じ電柱の上に巣を作り続け、2021年から3年連続でひなを巣立ちさせています。

しかし、台風で巣が落下したり、コウノトリが巣の枝を周辺に落とすなどのトラブルがあったため、淡路市がその電柱を買い取って人工巣塔にすることを決め、4日、巣の一時撤去が行われました。

作業では関西電力送配電の職員が高所作業車を使って、電柱の上に積まれた枝などを取り除きました。

淡路市では電柱の上にステンレス製の巣台を取り付ける方針で、コウノトリの来シーズンの巣づくりに間に合うよう、12月中に完成させるとしています。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。