陸上自衛隊伊丹駐屯地は3日、尼崎市内で女性を盗撮しようとしたとして、20歳の1等陸士を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
伊丹駐屯地などによりますと、1等陸士は2023年1月14日、阪神尼崎駅の上りエスカレーターで当時中学1年の女子生徒のスカート内にスマートフォンを差し向けて盗撮したとして、2月に逮捕されました。
また、2022年12月ごろにも、同様の盗撮行為を2回行ったということです。
1等陸士は聞き取りに対し、「性的欲求を満たすためにしてしまった。深く反省しています」と話し、依願退職の意向を示しているということです。
第36普通科連隊の三島健司連隊長は「このような規則違反は自衛官及び社会人として絶対にあってはならない行為であり、誠に遺憾に思っています。
隊員個々の服務指導を徹底し事案の絶無に努める所存です」としています。