本格的な日本酒造りのシーズンを前に、兵庫県新温泉町では、但馬杜氏たちの安全祈願祭が行われました。
安全祈願祭は、新温泉町の正福寺で行われ、杜氏やJAたじまの関係者ら20人が出席しました。
新温泉町や香美町では、積雪で農業が難しい冬場に、但馬杜氏として酒造りの出稼ぎに出る人が多く、杜氏や蔵人56人が所属する但馬杜氏組合が、毎年この時期に、安全祈願祭を開いています。
出席した杜氏たちは、読経の後におはらいを受け、良い日本酒の醸造と酒蔵での作業の安全を祈願しました。
但馬杜氏たちは、10月から来年春までの半年間、県内をはじめとする西日本各地の酒蔵に出向き、酒造りに取り組みます。