保護された犬や猫の譲渡などに取り組むこうべ動物共生センターの3代目センター長に、猫の「とらまる」が就任しました。
保護された犬や猫の譲渡などに取り組む神戸市北区のこうべ動物共生センターでは、1年間PRを担当するセンター長の交代式が行われ、まず、2代目センター長を務めた雌の猫の「ラピ」に感謝状が贈られました。
ラピの後を継ぐのは生後6カ月の雄猫・とらまるです。
センターによりますと、とらまるは活発で好奇心旺盛な性格で、どんな人や猫とも楽しく遊ぶことができるということです。
3代目センター長の就任にあたり、とらまるは「センター長なんて荷が重いけど、たくさんご褒美くれるみたいだから頑張るにゃ」とメッセージを寄せています。
センター長を退任したラピの飼い主の募集は、県内在住者を対象に10月8日まで行われています。
おととしの10月にオープンしたこうべ動物共生センターでは、ことし7月末までに犬や猫およそ100匹を新たな飼い主に譲渡したということで、今後も動物との共生について学ぶプログラムなどを企画していくということです。