須磨海岸で子どもたちが地引き網漁を体験 自動運転バスの乗車体験会も

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  • 地引き網漁の体験会の様子

  • 自動運転ができる小型バス「MiCa」

兵庫県神戸市の須磨海岸では9月23日に、地引き網漁の体験会が開かれ、参加した子どもたちが、須磨の海の生き物と触れ合いました。

再整備が進む須磨海岸一帯では、海の魅力を感じてもらおうと、1年を通してさまざまなイベントが開かれています。

このうち、23日は地引き網漁の体験会が開かれ、家族連れなど約150人が参加しました。

地元の漁師の掛け声に合わせ、子どもたちが力いっぱい綱を引っ張ります。

そして10分後…。
引き上げられた網の中にはたくさんの魚が! 子どもたちは、タイやタコなど 自分たちが引き上げた生き物を手で捕まえたりつついたりして、触れ合っていました。

一方で、海岸沿いを走るのは…。
自動運転ができる小型バス「MiCa」です。
このバスは8人乗り。

運転手がいなくても走行することができ、センサーが近くの人や物に反応すると停止します。

須磨海岸一帯を広く楽しんでもらおうと、国内で初めてとなる小型バス「MiCa」の無料乗車体験会が23日から始まりました。

(乗車した人)
「水族館ができて、本当にこれが普通に走ったら便利かな。トンボで(バスが)止まるのはびっくりした」

小型バス「MiCa」は、JR須磨駅から再整備が進む須磨海浜公園間の約1.2キロを結びます。

無料乗車体験会は9月29日までで、神戸市は 海岸沿いの移動手段として今後導入を検討するなど、2024年6月の水族館のオープンに向け 須磨海岸一帯を盛り上げていきたいとしています。

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