豊岡市の芝居小屋で、人気歌舞伎俳優・片岡愛之助さんが座長を務める「永楽館歌舞伎」が、22日、4年ぶりに初日を迎えました。
近畿地方で最も古い演芸場、豊岡市の「出石永楽館」が会場の「永楽館歌舞伎」は、歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが座長です。
初日の22日は、待ちわびた多くの観客が詰めかけました。
受付では、愛之助さんの妻・藤原紀香さんも観客を出迎えていました。
「永楽館歌舞伎」は、2008年から毎年上演され、人気を集めていましたが、コロナ禍で2020年から3年間中止が続き、ことしは4年ぶりの開催です。
最初の演目、「菅原伝授手習鑑」の「車引」では、愛之助さんが迫力ある大見得を切り、喝さいを浴びました。
また、狂言を題材にしたユーモアあふれる「釣女」では、会場は笑いに包まれていました。
4年ぶりの「永楽館歌舞伎」は、9月26日まで上演されます。