兵庫県三田市の県立人と自然の博物館では、妖怪と自然現象の関わりを紹介する企画展が開かれています。
静まり返った夜の家で、柱や家具がふいに音を立てる。
それは、妖怪「家鳴り(やなり)」の仕業か、自然現象か-
三田市の県立人と自然の博物館で開かれている企画展では「妖怪」と「自然」をテーマにしたパネルや標本が紹介されています。
日本では昔、地震や台風などの災害は妖怪の仕業として恐れらてきましたが、今回の展示では、こうした自然現象がどのように妖怪と結びついてきたかをひも解きます。
また、会場には、妖怪が起こすとされる音を実際の自然音で再現したコーナーも設けられ、まだまだ暑いこの時期に、思わずひやりとする体験ができます。
この企画展は2024年1月8日まで開かれています。