■マジックついに「1」
阪神タイガースは昨夜(13日)巨人に勝ち、2位広島がヤクルトに敗れたため、ついにマジックナンバーが「1」となった。
きょうサンテレビが甲子園球場から生中継する巨人戦(18時開始)に勝てば、2005年以来、18年ぶりの「アレ」が実現する。
「アレ」が決まると、サンテレビでは2時間(延長あり)にわたって緊急特番を放送。
スタジオと祝勝会場を生中継でつなぎ、監督・選手の喜びの声をいち早く伝える。
また今シーズンの感動シーンをたっぷり用意し、戦いの足跡を振り返る。
水野亮スポーツ部長は、「若い選手が岡田監督を信じて戦ってきた。18年ぶりなので、我々スタッフも経験者が少ないが、特番では選手の新鮮な喜びを伝えたい」と意気込んでいる。
■解説陣も総動員
サンテレビでは2003年と2005年も歓喜の瞬間を甲子園から伝えた。
今夜の巨人戦は、1985年に岡田監督と共に“日本一”を成し遂げた真弓明信、掛布雅之の両氏が解説を務める。
特番では、祝勝会場から福本豊、濱中治の両氏が選手にインタビューするほか、本社スタジオでは中田良弘氏が今シーズンの戦いぶりを分析する。
サンテレビ本社(神戸市中央区東川崎町)のロビーには「1」となったマジック表示板が置かれている。
準備は完了した。あとは……
(浮田信明)