神戸市は、ウクライナ西部・リビウ市と今後、医療や教育など幅広い分野で連携を深めることで合意しました。
ウクライナ西部・リビウ市のサドビー市長は、医療産業の視察などのため神戸を訪れています。
神戸市とリビウ市は、侵攻開始前から交流があり、今回、2つの市では、これまで以上に医療や文化、それに教育など幅広い分野で連携を深めることを合意しました。
また、神戸市内で開かれた会見には建築家の坂茂さんも出席し、リビウ市に新たな病院を建設する構想を発表しました。
坂さんは、侵攻開始後、2度ウクライナを訪れ、サドビー市長とともに計画を進めてきたということです。
リビウ市の市立病院はおよそ1万3000人の負傷者を受け入れていますが、さらなる医療体制の構築が課題となっていて、坂さんが建築する病院は、2024年の着工を目指しています。