原油価格の高騰などを受け、兵庫県内でもレギュラーガソリンの平均小売価格が180円を超えました。
街からは値上げに苦しむ声が上がっています。
経済産業省によりますと、兵庫県内におけるレギュラーガソリンの平均小売価格は、8月28日時点で、1リットル当たり182円50銭となり、13週連続で値上がりとなりました。
原油価格の高騰や円安が進んだ影響に加え、政府によるガソリン補助金が段階的に縮小していることが響いていて、小売価格が180円を超えるのは、リーマンショックの影響を受けた2008年以来だということです。
神戸市西区にあるガソリンスタンドでは、8月の1カ月間でレギュラーガソリンの価格が12円ほど上がったということです。
政府は9月末までとしていた補助金を年末まで延長し、10月中には175円程度まで抑えたいとしています。