妖怪を生かしたまちづくりを進めている兵庫県福崎町で、「喰わず女房」の新しい妖怪ベンチが完成し、29日、お披露目されました。
福崎町では、地元出身の民俗学者・柳田國男が妖怪を研究していたことにちなんで、町内の店舗や観光施設に妖怪ベンチの設置を続け、20基にまで増えていました。
29日、21基目として辻川観光交流センターでお披露目されたのが、「喰わず女房」です。
正面から見ると小さな口のかわいらしい女性ですが、後ろに回ってみると…巨大な口が多くの握り飯を髪の毛でつかんで食べようとしています。
訪れた家族連れは、興味津々で二つの顔を見比べていました。
福崎町では、新たな妖怪ベンチが観光の目玉になるよう期待を寄せています。