但馬地域で8月27日、就農を考えている人を対象にした体験バスツアーが実施されました。
このバスツアーは、但馬地域で就農を考えている人などに実際の仕事を見てもらい、農業を始める人を増やそうと、兵庫県などが企画したもので、バスはJR豊岡駅を出発し、但馬地域の農業施設などを巡ります。
阪神間から来た参加者たちはまず、香美町のナシ農園を見学。 今シーズンの出荷が始まった「二十世紀」の具体的な育て方や、ナシ農家の現状などについて説明を受けていました。
参加者は-
「農業経験もないし知識ゼロなので、作業されている方の声を聞くことができて、参考になった」
県の担当者は-
「都市部と農村部が分かれていて、知る機会がないのが現状。農家さんの声をしっかり聞いて、農業の具体的なイメージを持ってもらいたい」
10月29日にも行われる朝来市の岩津ねぎ農家や養父市の有機野菜農家などを巡るツアーは、9月29日まで参加を受け付けているということです。