兵庫県教育委員会は8月24日、公立学校教員採用第2次選考試験で、23日に実施予定だった高校保健体育の「水泳」実技を落雷が予測されたため、中止にしたと発表しました。
「水泳」の部分点については、受験者全員を満点にするということです。
県教育委員会によりますと、令和6年度県公立学校教員採用第2次選考試験で、高校の保健体育の実技試験は「器械運動」「陸上競技」「水泳」「球技」「武道またはダンス」の5種目が合計150点満点(各種目の配点は非公表)で実施される予定でした。
このうち「水泳」は8月23日に姫路工業高校のプールで午後5時から行われる予定でしたが、実施中に落雷が予測されたため、事故防止の観点から試験を中止にしたということです。
「水泳」の部分点については受験者64人を全員満点として取り扱うということです。
県教委の担当者は「水泳の実技が落雷予測で中止になるのは記憶にない」と話しています。