◾️阪神 4x-3 中日(延長10回)/8月22日
阪神は延長10回、大山のタイムリーでサヨナラ勝ち。
マジックを「25」に減らした。
サンテレビ ボックス席の解説は、真弓明信、桧山進次郎の両氏が務めた。
◾️守備で助けた大山
(0-0の2回、中日は無死満塁から村松が1、2塁間に強いゴロ。
ファースト大山が追い付き、倒れながら2塁に投げてランナーをアウトにした。この間に中日が1点先制)
桧山氏「ファインプレーですよね」
真弓氏「追い付いただけでも偉いのに、アウトにした。今年は大山がファーストにいて、本当に助かってますよ」
(結局、阪神は最少失点で切り抜けた)
◾️打席前のスイング賞賛
(阪神0-1の3回、先頭の8番木浪が打席へ)
桧山氏「(木浪の存在は)大きいですよね。バッティングのスタイルを変え、それがいい方向に出た」
(木浪はヒット。中野の犠飛で同点のホームを踏んだ)
真弓氏「2ストライク取られてから、粘って粘ってヒットを打つので、相手のピッチャーも余計にダメージある」
(4回、ネクストバッターズサークルでバットを短く持ち、連続スイングを繰り返す木浪を中継カメラが映し出した」
桧山氏「バットの出を毎回チェックしている。連続スイングは、体にバットが絡み付いて出てくるので、すごくいい練習方法」
(木浪はタイムリーを放ち、阪神2-1に。
しかし、6回、自らのタイムリーエラーがきっかけで、2-3と逆転された)
◾️森下の雰囲気
(3番に定着した森下について、真弓氏が分析した)
真弓氏「(魅力は)振れることですね。振れるというのは、いろんな球種にうまくタイミングが合っているということなんです」
(森下は7回に同点タイムリー。
3-3の延長10回にはニ死1、2塁のサヨナラ機に登場した)
桧山氏「やってくれそうな雰囲気を漂わせながら、バッターボックスに入って来ますよね(笑)」
(森下はフォアボールを選び、満塁となって打席に大山)
真弓氏「(中日は)一番、回したらいけないバッターに回しましたね」
(大山は中日・田島の4球目を強振した)
濱野アナ「出たぁ…レフト線に転がって行った! やっぱり決めたのは4番打者、大山!」
真弓氏「森下もしっかり見て、よく繋ぎましたよ」
桧山氏「きょうは、みんなで勝ち取ったという感じがしますね」
(これで阪神のマジックは25に)
桧山氏「マジック点灯は選手にとって、すごく励みになる。あとはコツコツと、丁寧に減らしていくだけですね」
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次回のサンテレビ ボックス席は、8月29日、甲子園復帰の第1戦、阪神×DeNA戦を生中継する。
(浮田信明)