兵庫県豊岡市の神鍋高原では、特産の神鍋スイカを振る舞う恒例の「スイカまつり」が開かれ、多くの人でにぎわいました。
神鍋高原は、昼夜の寒暖差がある気候や、火山灰を含む地質がスイカの栽培に適していて、甘みの強いスイカが採れます。
これを毎年「神鍋スイカ」として出荷していて、20日のイベントでは、訪れた人に無料で振る舞われました。
また、採れたてのスイカが数量限定で市場よりも安く販売され、多くの人が買い求めていました。
2023年の神鍋スイカは雨が多い時期の後、天候に恵まれる日が続いたためとても生育が早く、甘さ、大きさ共に申し分なく、よい品質のものが実ったということです。
イベントでひときわ盛り上がったのが、1分間でどれだけスイカをたくさん食べられるのかを競う大食い競争。
参加した20人は、必死にかぶりつきながら、みずみずしい食感を味わっていました。
神鍋スイカは今が出荷の最盛期で、地元の直売所などで販売されています。