国内最大級のドーム状砲台 南あわじ市で現地説明会

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国内最大級となるドーム状の砲台が見つかった南あわじ市の門崎砲台跡で、一般向けの現地説明会がきょうとあす開かれています。
「門崎砲台」は、道の駅「うずしお」の改築に伴い、南あわじ市教育委員会がことし3月から発掘調査を進める過程で、砲台と弾薬庫が発掘されました。
1899年に旧日本陸軍が建設した砲台には口径24センチの大砲2門などが設置され、長さが約14メートル、幅が推定26メートルあります。
明治時代の砲台は、屋根がないのが一般的ですが、敵から狙われやすい場所だったことから高さ5メートルのドーム状の天井に覆われていて、国内最大級だということです。
発掘された砲台は、新しい道の駅の建設予定地にあり、老朽化して危険なため、記録保存したうえで取り壊される予定で、きょうは午前中だけで100人ほどが訪れました。
現地説明会は予約は不要で、あすも午前と午後開かれます。

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