兵庫県朝来市では、生野銀山の坑道を利用して熟成させる洋菓子「シュトーレン」の蔵入れが8月17日に行われ、早くもクリスマスの準備が始まっています。
8月17日、生野銀山にはパティシエたちが集まり、坑道に600本のシュトーレンを運び込みました。
生野銀山の坑道は気温が13度前後と1年を通して安定していることから、2010年から毎年クリスマス用のシュトーレンを熟成させています。
ドライフルーツやナッツを練りこんだシュトーレンは、時間をかけ熟成させることでよりおいしくなるとされています。
(カタシマ 足立晃一チーフパティシエ)
「一つ一つしっかりとやってきたので、このままおいしくなってくれることを願うばかりです」
熟成させたシュトーレンは3カ月後に蔵出しされ、販売されるということです。