兵庫県姫路市は14日、台風7号の接近に伴い、8月15日の終戦記念日に行う予定だった戦没者追悼式を中止にすると発表しました。
姫路市遺徳顕彰会が主催する戦没者追悼式は毎年、終戦記念日の8月15日に姫路市民会館で行われていて、2023年も遺族や来賓など400人の参列が予定されていました。
全国の戦没者はおよそ310万人で、兵庫県内ではおよそ10万9600人が戦地や空襲で亡くなりました。
姫路市では2度の大規模な空襲で市民500人以上が犠牲になったと推定されています。
この他、東京の日本武道館で行われる全国戦没者追悼式に参列するため、兵庫県遺族会の遺族代表らが14日に新幹線で新神戸駅を出発する予定でしたが、台風7号の影響を鑑み、参列を見送っています。