台風7号の接近に伴い、JR西日本は、13日、山陽新幹線の新大阪−岡山間で15日に計画運休を実施する可能性があると発表しました。

非常に強い台風7号は日本の南の海上を北西に進み、強い勢力を保ったまま15日には、西日本や東日本にかなり接近する恐れがあります。

神戸地方気象台によりますと、兵庫県南部には15日の昼すぎから夕方、北部には、15日の夕方から夜のはじめ頃に最接近する見込みで、最接近時には、雨や風が急激に強まる恐れがあります。

これを受けJR西日本は、13日、山陽新幹線の新大阪−岡山間で15日に計画運休を実施する可能性があると発表しました。

15日から16日にかけて近畿エリアの在来線も運転を取りやめる可能性があるとしていて、詳しい運転計画は決まり次第、発表するとしています。

一方、関西空港と神戸空港を結ぶ高速船「神戸−関空ベイ・シャトル」も台風7号の接近に伴い、強風と高波が予想されるため、13日夜の4便と14日の全32便を欠航すると発表しました。

欠航するのは、13日午後9時から10時45分の神戸空港発2便と、午後10時から午前0時の関西空港発の2便のほか、14日の全便でいずれも代替バスを運行し、対応するということです。

15日の運航についてはあす午後に決定するとしています。

神戸地方気象台は、15日は警報級の大雨となる恐れがあり、土砂災害や川の増水や氾濫などに警戒するよう呼びかけています。