理数系教育に取り組む高校の研究発表会が神戸市内で開かれ、生徒がこれまでの研究成果をプレゼンしました。
神戸・ポートアイランドの神戸国際展示場で開かれたのは、「スーパーサイエンスハイスクール(=SSH)」の研究発表会です。
SSHは、文部科学省が指定した先進的な理数教育を取り入れている高校のことで、独自のカリキュラムや大学・研究機関との連携などを通して、理系の人材育成に取り組んでいます。
発表会には、北は北海道から南は沖縄まで、200を超える高校の生徒が参加し、数学や物理学、地学など、6つの分野に分かれて、研究の成果を発表しました。
また、10日は兵庫県の斎藤知事も会場を訪れ、県内の高校が発表するブースを見学。高校生たちの自由な発想に感心しながら、研究結果の説明を受けていました。
斎藤知事は「県独自で応援できる枠組みをつくって、SSHの裾野を広げていきたい」と話していました。