ことし6月、神戸市西区の草むらで6歳の男の子の遺体が見つかった事件で、神戸地検は、殺人の容疑などで逮捕された母親ら4人の刑事責任能力を調べるため、4日から鑑定留置を開始したことが分かりました。
この事件は、ことし6月22日、神戸市西区の草むらで近くに住む穂坂修ちゃん(6)の遺体がスーツケースに入った状態で見つかったもので、同居する修ちゃんの母親(34)や叔父(32)らきょうだい4人が殺人などの疑いで逮捕されています。
神戸地検は4人の刑事責任能力の有無を調べるため、鑑定留置を開始。
期間は4日から来年2月2日までで、事件当時の精神状態などを調べ、起訴するかどうかを判断するとみられます。