豊岡市の博物館では、モンゴルの民話をもとにした絵本「スーホの白い馬」の作品世界を紹介する企画展が開かれています。
絵本「スーホの白い馬」はモンゴルの民族楽器「馬頭琴」の誕生にまつわる物語で、少年と白い馬との心の絆が描かれています。
豊岡市但東町の「日本・モンゴル民族博物館」で開かれているこの企画展では、絵本の原画を最新の印刷技術で精巧に再現して展示しています。
作品の原画を担当したのは画家の赤羽末吉さんで、取材旅行で訪れたモンゴルで見た壮大な風景をもとに描いたということです。
会場では、白い馬にちなみ、博物館が所蔵する真っ白な馬頭琴も展示しているほか、絵本の中のスーホが着ている衣装を身に着けて、写真を撮ることができるコーナーもあります。
この企画展は、8月22日まで開かれています。