兵庫県尼崎市のペットショップからゾウガメの赤ちゃん、39万円相当を盗んだ疑いで会社員の男が2日、逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、大阪府池田市に住む会社員の男(26)です。
警察によりますと男は、2023年6月8日、尼崎市内のペットショップから、ゾウガメ1匹を盗んだ疑いが持たれています。
盗まれたのは、リクガメの一種「アルダブラゾウガメ」の8センチほどの赤ちゃんで、販売価格は39万円だったということです。
ゾウガメがいなくなっていたことに気が付いた店の経営者が防犯カメラを確認したところ、男がゾウガメを手でつかんでズボンのポケットにしまい、そのまま店を出る姿が映っていたということです。
しかし、その16日後、盗まれたゾウガメが店の水槽に戻されているのが見つかり、カメラには、男と似た特徴の人物がゾウガメを返しに来る姿が記録されていたということです。
男は過去にこの店を利用したことがあり、その際記入した書類などから特定に至りました。
警察の調べに対し男は容疑を認め、「カメに興味があった」などと話しているということです。