中古車販売大手ビッグモーターの店の前にある街路樹が不自然に枯れるなどしている問題で、兵庫県は7月28日、県が管理する道路沿いにある加古川市の店舗で現地調査を行いました。
ビッグモーターの店の前にある街路樹が不自然に枯れるなどしている問題。宝塚インター店では2018年11月に県の職員がクスノキ6本が立ち枯れしているのを見つけ、倒木の危険性があるとして伐採したということです。
県は、管理する道路沿いの8つの店舗全てで現地調査を実施するとしていて、加古川店では28日、4人の職員が調査を行いました。
県によりますと加古川店では、店がオープンした時期より前にあった高さおよそ1・5メートルのムクゲの木1本が、その後無くなっていたことが分かっています。
28日の調査の結果、「加古川店では店の前とそれ以外の樹木に違いは見られず、除草剤が撒かれているかどうかも現時点では分からない」と報告されました。
県は現地調査を行った後、必要に応じて土壌調査も実施するということです。
斎藤知事は27日の会見で、「除草剤を撒いたと分かれば、警察に被害届を出すなどして対応する」としています。