神戸市灘区の都賀川が急激に増水し、子どもを含む5人が犠牲となった事故から丸15年となる28日、事故現場では犠牲者を追悼する慰霊式が営まれました。
慰霊式は現場近くに設けられた献花台の前で営まれ、地域住民や関係者が犠牲者を悼みました。
2008年7月28日、神戸市灘区の都賀川では、局地的な大雨の影響で、降り始めから10分程度で水位がおよそ1・3メートル上昇。児童2人と園児1人を含む5人が流され、犠牲となりました。
事故から丸15年となった28日の式典では、住民らが折った千羽鶴が捧げられたあと、地元の中学生と高校生が鎮魂の祈りを込めて歌を披露しました。
事故のあと、県の川沿いには危険を知らせる電光掲示板や回転灯を設置して、雨の日には川に入らないよう注意を呼び掛けています。