【高校野球】兵庫は社か明石商か、あす決勝を生中継

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■兵庫準決勝

ほっともっとフィールド神戸

・社 2-1 神戸国際大附(延長10回)
・明石商 2-1 滝川第二

■いずれも緊迫ゲーム

第105回全国高校野球選手権兵庫大会の準決勝2試合が7月25日、
ほっともっとフィールド神戸で行われた。

第1試合は、昨年の決勝戦と同じ顔合わせ。

社(やしろ)が1回に1点先制。神戸国際大附が5回に追い付き、社の高橋、神戸国際大附の津嘉山(つかやま)、両エースが互いに譲らず延長戦(タイブレーク)へ。

延長10回ウラ、社は二死3塁からセカンドへのゴロが相手エラーとなり、サヨナラ勝ち。
津嘉山は昨年の決勝に続いて、延長で涙をのんだ。

第2試合も明石商・横山、滝川第二・坂井の両エースが壮絶な投げ合いを演じた。

明石商が2点先行。滝川第二は8回に1点を返し、9回ウラ、一死1、2塁と逆転サヨナラのチャンスを作ったが、横山が後続を抑えて逃げ切った。

横山は148球、坂井は116球を投げ完投した。

■公立校対決に

社は加東市にある県立高。
昨年の兵庫大会で初優勝し、今春のセンバツも出場。夏-春-夏の3季連続甲子園を目指す。

プロ野球に阪神・近本、楽天・辰己らを輩出している。

明石市立の明石商は、2018年(西兵庫大会)、2019年に連続優勝。4年ぶりの“夏”を目指す。

西武・松本、巨人・山崎、楽天・水上、ロッテ・中森、オリックス・来田と、近年多数の選手をプロ野球に送り出している。

決勝戦は27日の午後1時からほっともっとフィールド神戸で行われる。
サンテレビでは決勝戦を生中継する。解説は報徳学園・大角健二監督。
(浮田信明)

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