厳しい暑さが続く中、豊岡市出石町では出石焼の風鈴が飾られ、涼しげな音色を響かせています。
透明感のある白と澄んだ高音が特徴の出石焼の風鈴。
豊岡市出石町では訪れた人たちに音で涼を感じてもらおうと、地元の観光協会などが毎年「出石焼」の風鈴を飾り付けていて、2023年で15回目となります。
出石焼の窯元や観光協会の職員らが協力して、出石城跡の石垣から前を流れる谷山川の川岸にロープを張り、およそ400個の風鈴を取り付けました。
出石焼の風鈴特有の澄んだ高音が、流れる水の音とあいまってより涼しさ感じさせます。今では出石町の夏の風物詩となっていて、夕涼みがてら多くの人が訪れるといいます。
出石観光協会徳網理事長「5月から(新型コロナが)2類から5類に移行して、お客さんもちょっとずつ戻っています。この風鈴の音を聞いていただいて、出石の町を楽しんでいただけたらなと思います」
出石焼の風鈴は8月末まで飾られます。