聖徳太子が着ていたとされる日本最古の袈裟「糞掃衣」の再現プロジェクト始まる 神戸市の須磨寺

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聖徳太子が着ていたとされる日本最古の袈裟(けさ)「糞掃衣(ふんぞうえ)」を再現するプロジェクトが7月18日から兵庫県神戸市の寺で始まりました。

神戸市須磨区の寺で7月18日から始まったのは「令和の糞掃衣プロジェクト」です。

このプロジェクトは、聖徳太子が着ていたとされる日本最古の袈裟「糞掃衣」を、参拝者らの力を借りて再現し、聖徳太子の教えを広めようと須磨寺などが企画しました。

「糞掃衣」は、不要になった布切れを洗い清め、重ね合わせた袈裟のことで仏教の世界で袈裟を縫うことはありがたいことだとされています。

プロジェクト初日の7月18日は、寺を訪れた人たちが、境内の桜の木などで作った樹木布を、一針一針、丁寧に縫い合わせていました。

須磨寺では今後も定期的に「糞掃衣」の縫い合わせ体験を行い、2024年7月の完成を目指すとしています。

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