セ・リーグ首位の阪神タイガース・岡田監督が前半戦を「総合的に良かった」と振り返り、リーグ優勝に向けた意気込みを語りました。
プロ野球はセ・パともに7月17日で前半戦最終日となりました。
阪神タイガースの岡田彰布監督は、甲子園球場での中日戦を前に会見を開き前半戦を振り返りました。
阪神タイガース・岡田彰布監督
「良い時と悪い時の差が激しい前半戦だったけど、きょうの段階で10個の貯金があるということは総合的に見ると良かった」
15年ぶりに古巣に戻った岡田監督率いる阪神タイガースは、5月に球団歴代最多タイの月間19勝を記録する好調ぶりを見せました。
会見で岡田監督は、その原動力の一因となった投手2人を評価しました。
岡田監督
「やっぱりピッチャーは新しい力、大竹(耕太郎)と村上(頌樹)でしょうね。大竹に関してはここまで勝つと思ってなかった。
村上に関してはひとつチャンスをものにした。これはすごい戦力になってくれて助かりましたね」
また、デッドボールによる骨折で離脱している近本選手や調子が上がらない湯浅投手など、主力メンバーが揃わない中、後半戦の戦い方を問われると…
岡田監督
「また後半の開幕は青柳でいくつもり。ずっとローテーションで先頭に立って引っ張ってもらいたい。夏のロードとかありますけど、そこを乗り切って勝負は甲子園に帰ってからと思ってる。良い時の感じを思い出すような感じでみんなでやっていきたい」
首位で前半戦を終えた阪神は、18年ぶりのリーグ優勝を目指し、7月22日から神宮球場でヤクルトと後半戦をスタートさせます。