日本に避難しているウクライナ人を支援しようと、神戸の大手通販会社が避難民のバレエダンサーをファッションモデルに起用しました。
兵庫県神戸市に本社を置く大手通販会社フェリシモは、神戸定住外国人支援センターから相談を受け、ウクライナ人のバレエダンサーを自社ブランドのモデルとして起用しました。
7月10日は、ウクライナから神戸に避難しているバレエダンサー4人が、プロモーションビデオや通販カタログの撮影に臨みました。
4人は、ウクライナで最も古い劇場のあるオデーサで、プロとして活動し国立バレエ団やバレエスクールに所属していました。
侵攻により祖国から避難を余儀なくされ、現在、神戸でバレエスクールを開くなどしながら、仲間とともにステージで舞う日を待ち続けています。
撮影では、4人がバレエフィットと呼ばれるジャケットとパンツなどを着用して、いきいきとしたステップを踏みながら撮影を進めていきました。
7月10日に撮影された動画や写真は、8月下旬から9月上旬にフェリシモのホームページで、また、10月中旬には会員向けのカタログ冊子で公開される予定です。