5日午前、姫路市にあるJR山陽本線の踏切で、女子中学生が普通電車にはねられ死亡する事故がありました。
JR西日本によりますと、5日午前9時半ごろ、姫路市勝原区にあるJR山陽本線の網干―はりま勝原間の踏切で、播州赤穂発姫路行きの普通電車に人がはねられました。
警察によりますと、はねられたのは近くに住む中学3年の女子生徒(15)で、現場で死亡が確認されたということです。
運転士が線路に立ち入った女子生徒に気付き、非常ブレーキをかけましたが、間に合いませんでした。
この事故により、英賀保―相生間で上下線計8本が一時運転を見合わせた他、17本に最大で1時間45分の遅れが生じるなど、約4200人に影響が出ましたが、現在は、通常運転に戻っています。
警察が事故の詳しい原因を調べています。現場はJR網干駅から東に約1.2キロの住宅街です。