生野銀山を中心とした遺跡群が日本遺産に登録されて去年で5周年を迎えたことを記念し、朝来市の美術館で特別展が開かれています。
鉱山で働く工夫たち。集合写真の笑顔からは、活気ある昭和のようすが伺えます。
朝来市のあさご芸術の森美術館では、姫路の飾磨港と生野銀山を結ぶ南北およそ75キロの道のりが「銀の馬車道」として日本遺産に登録されてから、去年で5周年を迎えたことを記念した特別展が開催されています。
特別展では鉱山が最盛期を迎えた昭和の頃の写真などおよそ100点を展示しています。
中には朝来市出身の洋画家・和田三造さんの絵画もあり、日本の近代化を支えた当時のようすが紹介されています。
また、ジブリ作品の背景画を担当した山本二三さんが描いた、トロッコ道の絵や神子畑選鉱場の作品も特別展示されています。
この作品展はあさご芸術の森美術館で7月9日まで開催されています。