兵庫県丹波篠山市の精肉店では、特産の牛肉のおいしさをPRしようと、ユニークな取り組みを始めています。
丹波篠山市にある牧場直営の精肉店「肉の東門(とうもん)」の店先に置かれた自動販売機。 なかでも、目を引くのが1回5000円の「肉ガチャ」です。
但馬牛や神戸牛のステーキ肉やすき焼き用肉など何が出るかはお楽しみで、店頭で買うよりお得に手に入ると人気を集めています。
さらに、店内で使える1000円分の商品券の当たりが出ることも。
設置を決めたのは社長の東門昭喜(とうもん・あきよし)さん。
丹波篠山市はイノシシ肉を使った「ぼたん鍋」が有名ですが、実は、恵まれた自然環境のもと、但馬牛の飼育も盛んです。
東門さん自身も市内で牧場も経営していて、現在、但馬牛30頭を育てています。
毎日、午前6時過ぎには牧場を訪れ2時間ほど世話をして、その後店に行き、また夕方牧場へ戻ります。
今回肉ガチャの設置を決めたのは、兵庫県が誇る但馬牛の魅力を知ってほしいという思いからです。
生産者の思いが詰まったこの「肉ガチャ」。 毎日、早朝6時から深夜1時まで利用できるということです。