線香の生産量が日本一の淡路島では、お盆シーズンに向けて早くも線香作りがピークを迎えています。
全国シェアおよそ58%と、線香の生産量日本一を誇る淡路島では、お盆に向けて例年、梅雨のシーズンから生産量が増えていきます。
創業87年、淡路市の「大発」も、連日線香の生産と出荷に追われています。
線香作りは、タブの木の皮やビャクダンを混ぜた粉末を機械で粘土状にし、一晩寝かせます。それを機械で成形し、さらに乾燥させてから手際よく箱詰めします。
大発:中谷貫太さん「お線香は仏様の食事だと思って生産するようにしている。このような香りいかがですかという気持ちで多種多様な製品を扱っている」
この会社では全国各地やアジア向けのものなど、およそ50種類の線香を生産していて、8月初旬まで出荷の最盛期が続きます。