世界をめぐり人類の可能性に挑戦した人を称える植村直己冒険賞に、登山家の野村良太さんが選ばれ、兵庫県豊岡市で授賞式が行われました。
豊岡出身の冒険家・植村直己さんにちなんだ植村直己冒険賞には、2023年、大阪府出身で北海道大学に在籍中に冒険を始めた野村良太さんが選ばれました。
野村さんは、2022年2月から4月にかけて、北海道最北端の宗谷岬から南端の襟裳岬の670キロに及ぶ北海道分水嶺の単独踏破を達成しました。
一連での達成は史上初であることや、一度の失敗を乗り越え達成したことなどが高く評価されました。
続いて開かれた講演会では、風速40メートルの猛吹雪や一晩で50センチの積雪など悪天候で挑戦した冒険談が語られました。