2023年3月、兵庫県相生市立中学校の男子生徒が自殺した問題で、市の教育委員会は1日、自殺といじめの因果関係を調べる調査委員会を設置しました。
相生市立中学校の男子生徒が自殺した問題では、学校側は、男子生徒がいじめを受けていたことを市の教育委員会に報告していましたが、生徒同士で解決しているとして、重大事案として扱われませんでした。
これまでに学校側は、全校生徒にアンケートを実施した他、教職員に対しても不適切な指導がなかったか聞き取りを行っています。
この問題を受け、市の教育委員会は、弁護士や臨床心理士らでつくる調査委員会を設置し、初会合を開きました。
調査委員会は今後、自殺といじめの因果関係などを調査する方針です。