リニューアル工事のため5月末で閉園する神戸の須磨海浜水族園では、27日から5日間、最後の特別営業が行われています。

スマスイの愛称で親しまれた須磨海浜水族園。閉園までいよいよあと5日に迫り、最後の週末となった27日は、名残惜しむ人たちでにぎわいました。

1987年、前身となる「須磨水族館」を建て替えて生まれた「須磨海浜水族園」は、かつて東洋一とされた大水槽などを目玉に、多くの人を海の世界にいざなってきました。

しかし、開園から35年以上が経過し、施設の老朽化が課題となったことから、再整備が計画され、現在は本館のみ営業をしています。

これまでの感謝の気持ちを伝えようと、27日から5月31日までは、午後7時まで営業時間を延長していて、1日5回、プロジェクションマッピングの特別ショーが披露されています。

後継施設となる「神戸須磨シーワールド」は2024年6月にオープンし、西日本では唯一、シャチの展示も予定されています。