日本を訪れているウクライナからの視察団がき22日、神戸市長を表敬訪問し、復興に関する意見を交わしました。
JICA=国際協力機構の招へい事業で神戸市役所を訪れたのは、ウクライナで復興やインフラ整備を担当しているイーホル・コルホヴィー団長ら視察団9人です。
ウクライナはロシアによる侵攻でインフラ施設などに大きな被害が出ていて、コルホヴィー団長らは復興の手がかりを探るため、およそ2週間にわたり日本に滞在し、復興の現場や技術を視察しています。
視察団と面会した久元市長は「市民を代表して、ウクライナ国民に対する連帯の気持ちを表明します」と挨拶し、コルホヴィー団長は「日本の経験や知見を学んでウクライナの復興に役立てたい」などと述べました。
意見交換のあと視察団は市長にウクライナの工芸品やウォッカの贈り物のほかロシアのミサイルの破片などを手渡しました。