持続可能な社会の実現に向けて、兵庫県神戸市が製造した「SDGs肥料」を環境学習に役立ててもらおうと、市内全ての小学校に肥料が配付されました。
神戸市立名倉小学校の児童に手渡されたのは、神戸市が製造した「こうべSDGs肥料」です。
「こうべSDGs肥料」は、持続可能な農業モデルの実現を目指して下水から肥料の三大要素の一つ「リン」を回収し製造したもので、2022年12月から一般販売されています。
神戸市教育委員会は環境学習に役立ててもらおうと肥料を市内全ての小学校162校に配付。
5月19日は市の職員が、4年生の児童に、肥料が作られた過程などを授業で伝えました。
小学校は、配付された肥料を使ってヘチマを栽培するなど環境学習を進めていくということです。