脱炭素化へ向けた取り組みが進む中、兵庫県の斎藤知事は18日、尼崎市内の企業を訪れ、太陽光発電の設備などを視察しました。
斎藤知事は18日午後、尼崎市の電源メーカー「ニプロン」を訪れ、太陽光発電や蓄電技術の設備を見学しました。
兵庫県は、2030年度までに、温室効果ガスを2013年度と比べて約半分に減らすことや、年間の電気使用量のうち3割を再生可能エネルギーに置き換えるなどの目標を掲げています。
斎藤知事は、太陽光を最大限に生かし電気をつくるニプロン独自の技術や、1時間で約160キロを走行できる電力が充電できる電気ステーションについて説明を受けていました。
県は中小企業に対し、太陽光発電や蓄電池などの設備を設置する際に最大で500万円を補助していて、制度の利用を呼び掛けています。